観察と傍観のはて

アプリ、プログラム、本、映画、メンタル的なこと、日記などを書いています。

どうってことない一日(2012年01月09日)

その日は3連休の最終日だった。


寒かったことと、やることも特になかったので、昼過ぎまで寝ていた。

そして、起きてから翌日は仕事だと思うとすでにブルーマンデー気味で
『今日も引きこもるか』と、ひとり言を口にしながら遅い朝食を口にしていた。


だらだらと時間だけが過ぎ去り、今日もインターネッツで暇つぶしをしているとあることに気がついた。


Googleマップで、うちからTDLまで8.3キロ。
時間は15時過ぎ。


『行ってみるか』


目的などない。

ただ夢の国と自宅までの距離が体感として知りたかっただけである。


最近買ったばかりのクロスバイクに乗り、スマホ片手に出発した。


出かけて、何度がGPSで位置検索をしたが1時間もしないうちに到着した。

気がつくとあたりも暗くなりはじめ、明るいイルミネーションが夢の国の入り口だと主張していた。

そういえば今日は成人式だったんだな、っと思い出した。

中では、さぞ楽しい時間を過ごしているのだろう。

『とりあえず写真とっておくか』
携帯をとりだしたところに勢いよく中学生くらいの自転車少年集団がやってきた。

集団「やっべ。着いたぞ!」
   「やっべ。明るい!!」
   「やっべ。写メ撮ろ♪」
   「あっちのほうが、明るいんじゃね。行こうぜ」

取り出しかけた携帯をしまい

(あぁー、私のやってきたことは中学生と同じ思考かと。。。)


そう思うとなんだかおかしくて、ニヤけてきてしまった。




・・・帰ろう。




はたちから、はや8年経ってしまったが、どうでもいいことは変わってないようだ。